【富士教育訓練センター】工高で出前講座を開催 建築科生徒が3級鉄筋工・実技試験の課題に挑戦 | 建設通信新聞Digital

4月27日 土曜日

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【富士教育訓練センター】工高で出前講座を開催 建築科生徒が3級鉄筋工・実技試験の課題に挑戦

 富士教育訓練センターは、さいたま市の埼玉県立大宮工業高校で、埼玉県建設業協会から受託している出前講座を開いた。協同組合東京鉄筋工業協会(鉄工協、飛田良樹理事長)が協力し、講師を派遣した。
 今回は、建築科2年6、7組の計76人の生徒が座学と実習を受講した。座学は、同センターの山寛非常勤講師(向井建設人材開発部人材育成課係長)が講師を務め、建設業の仕組みや魅力について講義した。実習では、生徒が3級鉄筋工の実技試験の課題に挑戦した。鉄工協会員の飛田鉄筋工業、平子鉄筋、工藤工業の各社が講師を務め、生徒はハッカーを手に取り、結束線で鉄筋を結束し、ベース、柱、梁を組み立てた。
 実習の冒頭、飛田理事長が「地震大国日本で一番重要な仕事を担っていると自負している。限られた時間の中、皆さんと鉄筋について勉強したい」とあいさつした。講師のうち、岡拓巳氏(飛田鉄筋工業)は同高校の卒業生で、在学中に出前講座を受け鉄筋業界に入職した。
 
 
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