【大建協】高校生に高層住宅の工事現場見学会を開催 建設業のやりがい伝える! | 建設通信新聞Digital

4月26日 金曜日

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【大建協】高校生に高層住宅の工事現場見学会を開催 建設業のやりがい伝える!

 大阪建設業協会(奥村太加典会長)は18日、堺市で高校生を対象とした現場見学会を開いた。堺市立堺高校建築インテリア創造科1年生約40人が、栗本建設工業・前田組JVが施工している「府営新金岡4丁5番2期高層住宅(建て替え)新築工事」の現場を訪れた。
 現場見学に先立ち、栗本建設工業の青木敏晴現場所長が工事概要を説明した。その後、2班に分かれ雨水貯留槽や鉄筋工事、圧接作業の様子を熱心に見学した。
 見学後、生徒から「仕事で辛いこととやりがいを感じることは」などの質問があった。青木所長はやりがいについて「辛いことも多いが、建物が完成して、良い建物ができたと言ってもらえた時にやりがいを感じる」と答えた。また、同高校の卒業生で同現場で活躍している職員は「きょうの現場見学で得た経験を将来の役に立ててほしい」と激励した。
 府営住宅新築工事は全体で6期に分かれ、A、B棟の1期工事は終了している。今回の2期工事はC、D棟の新築工事。現在は雨水貯留槽とC、D棟の鉄筋、型枠工事などを進めている。請負金額は15億5360万円(税別)。事業進捗率は請負金額ベースで29%。
 C棟の規模は、RC造11階建て延べ4818㎡。住戸数は76戸。D棟は、RC造9階建て延べ4164㎡。住戸数は62戸。設計はニュージェックが担当している。
 工期は2018年3月26日から20年1月20日まで。建設地は堺市北区新金岡町4。

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