新潟県測量設計業協会（山岸陽一会長）は29日、地元テレビ局で測量設計業に関する特別番組を放送する。受発注者双方のインタビューを交えながら、業界の役割などに触れ、その魅力を広く発信するのが狙いだ。
　タイトルは『ふるさとを守り、未来を創る－測量設計の使命・魅力・進化－』。実際の道路や河川、公園、ダム、港湾、ほ場の映像から公共事業の川上にある測量設計業の重要性を解説する。新潟県土木部の宮野岳技監らのインタビューを通じ、地震や水害を始めとする有事の調査活動なども紹介する。
　また、UAV（無人航空機）やTLS（地上型レーザースキャナー）、MMS（モービルマッピングシステム）、同協会が実施する研修会を説明する。

　各チャプターには会員企業の技術者が登場し、やりがいなどを伝える。最後は若手技術者が「私たちと一緒に新しい新潟の未来を創っていきませんか」と呼び掛ける。
　放送局は新潟総合テレビで、放送時間は29日午後3時35－45分の10分間となる。
　同協会では放送終了後に同様の動画を協会ホームページに掲載するとともに、希望者にはDVDを貸し出す。今回の特番制作には新潟県の建設産業マンパワーアップ総合支援事業を活用している。

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