【アジア航測】日本初登録「JA81AJ」に最新のターボプロップ双発機を導入 迅速な被災把握の貢献に | 建設通信新聞Digital

5月15日 水曜日

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【アジア航測】日本初登録「JA81AJ」に最新のターボプロップ双発機を導入 迅速な被災把握の貢献に

 アジア航測は、最新のターボプロップ双発機を導入した。ビーチクラフト「キングエア」シリーズの最新機種となるC90GTxで、2018年11月28日付で「JA81AJ」として日本新規登録した。同機種の登録は日本初となる。

日本初登録の「JA81AJ」。航空マニアにとって垂涎の的となりそうだ

 JA81AJは、低翼ターボプロップ双発機で、セスナ式208型などの小型単発機と比べて巡航速度が速く、かつ低速での巡航も可能で機体姿勢の安定性に優れている。これまでも国内の航空測量会社でターボプロップ双発機を保有するのは同社だけで、高速で長距離を運行できるガルフストリームコマンダー式695型2機は阪神・淡路大震災や東日本大震災などで被災直後の様子を撮影し、迅速な現地把握などに貢献している。
 同社は、創業年の1954年12月から自社で航空機を保有し、56年からは自社でも運航している。これまで、計測手法の多様化や環境負荷削減などに対応して、航空機の追加導入や入れ替えを行ってきた。15機目の機体となる今回の「JA81AJ」は5月の運航開始を予定している。

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