【土木学会デザイン賞2018】創意工夫に富んだ12作品を表彰 「選考委員の視点が試された」 | 建設通信新聞Digital

4月26日 金曜日

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【土木学会デザイン賞2018】創意工夫に富んだ12作品を表彰 「選考委員の視点が試された」

 土木学会(小林潔司会長)は26日、東京都新宿区の同学会講堂で「土木学会デザイン賞2018」の授賞式を開き、佐々木葉デザイン賞選考小委員会委員長(早大教授)から最優秀賞の「道央自動車道(和寒IC~士別剣淵IC)」(北海道和寒町ほか)など受賞12作品に賞状が手渡された。
 佐々木委員長は、施設の機能や歴史、文化、景観などを踏まえ、優れた土木構造物、公共的な空間のデザインを選考するに当たっては、「選考委員の視点が試された」と振り返り、「デザイン賞を受賞した作品の価値を確認できる場として授賞式を迎えることができてうれしい」とあいさつした。
 同賞は01年に創設し、計画や設計技術、制度の活用、組織活動の創意工夫によって周辺環境や地域と一体となった景観の創造、保全を実現した作品と、それらの実現に貢献した関係者や関係組織を顕彰している。
 今回は、23件の審査対象の中から最優秀賞3作品、優秀賞4作品、奨励賞5作品が選ばれた。累計応募数は今回を含め439件、授賞対象作品は176件となっている。
 授賞式に続き受賞者によるプレゼンテーション、ディスカッションが行われた。

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