【東亜グラウト】「下水道排熱回収ヒートライナー工法」 省エネ大賞で部門賞 | 建設通信新聞Digital

4月20日 土曜日

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【東亜グラウト】「下水道排熱回収ヒートライナー工法」 省エネ大賞で部門賞

 東亜グラウトの『下水道排熱回収ヒートライナー工法』が、省エネルギーセンター主催の「2018年度省エネ大賞」で製品・ビジネスモデル部門中小企業庁長官賞を受賞した。30日、東京都江東区の東京ビッグサイトで開かれた表彰式で、山口乃理夫社長が中小企業庁の奈須野太経営支援部長から表彰状とトロフィーを受け取った。

表彰式でトロフィーを受け取る山口社長(右)

 『下水道排熱回収ヒートライナー工法』は、下水排熱から熱を効率的に回収して空調・給湯・ロードヒーティングに利用する技術。採熱だけの内側1層工法と管路補強も実施する2層工法の2種類あり、管路の老朽度に応じて選択できる。1層型は施工時間が1スパン1日と短い。小口径も対応可能で、採熱のための土木工事、配管工事などが簡単な点も特長となっている。
 山口社長は「未活用だった下水道熱をエネルギーとして利活用した画期的なシステムで、ポテンシャルは膨大だ。今後はさらにシステムの技術に磨きをかけるとともに、より社会に貢献できるよう普及・拡大に注力する」とコメントした。

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