四国地方整備局港湾空港部は4日、高松市の高松サンポート合同庁舎で航路啓開机上訓練を実施した。南海トラフ地震に備え、大規模災害時の緊急物資輸送を速やかに行えるように実施したもので、官民の関係機関・団体が一堂に会し、本番さながらに取り組んだ。
同局では現在、大規模災害時の航路啓開作業について、関係機関の対処行動の手引きとなる手順書の検討を進めている。その手順(案)に沿って訓練し、第五・第六管区海上保安本部と締結した航路啓開活動実施要領の手続きも確認する、初の試みとなった。
訓練には同部を始め、各港湾空港整備事務所、両海上保安本部、日本埋立浚渫協会四国支部や四国港湾空港建設協会連合会などの関係団体が参加。発災直後から緊急物資輸送船入港のための対処行動や航路啓開作業についての訓練を実施した。
公式ブログ
【南海トラフ地震に備える!】官民関係機関ら 発災~物資輸送船入港作業など 机上訓練を実施
[ 2019-02-06 ]