サントリービバレッジソリューションが開発・提供する「CCUS応援自販機」の建設現場での導入が加速している。CCUS(建設キャリアアップシステム)カードの普及や熱中症対策に効果を発揮するとともに、技術者と技能者、ベテランと若手などの垣根を越えたコミュニケーションの活性化にも貢献しているのが特徴だ。CCUS応援自販機を積極的に活用する地域建設業2社の現場での取り組みを紹介する。
廣瀬(新潟市、廣瀬徳男社長)は、CCUSの普及拡大に向け、サントリービバレッジソリューションが提供するCCUS応援自販機の導入を進めている。国土交通省北陸地方整備局のCCUSモデル工事を皮切りに4現場に導入し、夏場の熱中症対策とともに、協力会社のCCUS登録やカード所持率の向上、入場時におけるカードタッチの習慣化を推進している。ナミックス発注の「越前浜観光農園建設工事」の取り組みを紹介する。
同社の現場では、協力会社のCCUS加入率が高まる一方で、会社や車にCCUSカードを置き忘れて入場時にタッチしないことが課題となっていた。カード所持を促すツールとして応援自販機に着目。土木事業部工事システム管理部ICT推進室の須藤ひとみ氏は、「応援自販機のメリットを説明し、導入する現場の書類作成やメーカーとの協議を代行する」ことで導入を支援する体制を整えていると語る。
同工事は、2025年6月-27年11月を工期とし、土木と建築がそれぞれの現場で整備を進めている。約10万㎡の造成工事や道路工を手掛ける土木現場は、25年6月に応援自販機を導入した。CCUSカードで応援自販機をタッチすると、1日2本無料提供されることを新規入場者教育で説明しており、入場時タッチ率も大幅に上昇した。
所長の加藤明土木事業部工事部部長は「午前と午後に1本ずつ冷たい飲み物を飲めるため、熱中症対策になりモチベーションも上がる。ほとんどの技能者がカードを持参して応援自販機を活用している。現場のコミュニケーションも活性化した」と言う。須藤氏も「応援自販機を導入してからカード所持率が目に見えて増えた。携帯することの習慣化につながっている」と手応えを語る。
建築現場は、土木現場を追う形でカードリーダーを昨年設置した。現場事務を務める建築事業部管理部管理課の伊藤誠一郎氏は「建築の現場ではまだカード所持の意識付けが弱いため、熱中症対策と合わせてカード所持の標準化につなげる取り組みとして応援自販機導入を検討したい」と期待する。
今後に向け須藤氏は「全ての現場でタッチを当たり前にしたい。当社が県内のCCUS普及をけん引したい」と意気込む。加藤部長は「熱中症対策はシビアに対応する必要がある。冬場は停止していたが、暑くなり始めたら無料提供を再開する」と力を込める。伊藤氏は「建築工事はこれからピークを迎えるため、CCUS普及のツールとして検討していきたい」と見据える。
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