【東急コミュニティー・技術研修C】東京都内の事務所ビル初!「NearlyZEB」認証取得 | 建設通信新聞Digital

4月27日 土曜日

公式ブログ

【東急コミュニティー・技術研修C】東京都内の事務所ビル初!「NearlyZEB」認証取得

 東急コミュニティーは、東京都目黒区で建設中の「(仮称)東急コミュニティー技術研修センター」 で建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)における「NearlyZEB」 の認証を東京都内の事務所ビルとして初めて取得した。5月の開業を目指す。

イメージパース

 建物規模は、RC造一部S造地下1階地上5階建て延べ2440㎡。設計・施工は清水建設が担当している。
 特殊ガラスと建物外周部の外断熱で外部熱負荷を削減するほか、窓を多用するなど開口部の自然換気促進、吹き抜け・天窓を使った積極的な昼光利用を取り入れた。地下水による地中熱利用や、天井面と壁面の輻射パネルによる躯体利用型の輻射冷暖房システム、エリアごとの室内環境情報や運転実績から最適な空調運転モードなどを判断する躯体蓄熱ナビゲーションなども導入する。屋上には太陽光パネルを設置し、全館LED照明と昼光連動制御でエネルギー消費を削減する。BEMS(ビルディング・エネルギー・マネジメント・システム)によるエネルギー使用状況の見える化や省エネ実績の蓄積・検証による省エネの効率化も進める。

建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら