【テラドローン】関西地区で初の「テラライダー」説明会を開催 @能勢高原ドローンフィールド | 建設通信新聞Digital

4月26日 金曜日

公式ブログ

【テラドローン】関西地区で初の「テラライダー」説明会を開催 @能勢高原ドローンフィールド

 ドローンサービスを展開するテラドローン(東京都渋谷区)は8日、大阪府能勢町にある能勢高原ドローンフィールドで、関西地区では初となるUAV(無人航空機)レーザーシステム「Terra Lidar(テラライダー)」のユーザー向け説明会を開いた。
 テラライダーは一般的なIMU(ジャイロセンサー)の代わりにマルチアンテナGPS(全地球測位システム)を搭載したUAVレーザーシステムで、同社と早稲田大学が共同開発した。飛行開始時と終了時のイニシャライズ飛行も不要でバッテリー接続時間を節約して離陸直後から測位できるなど、導入コストを「従来システムの2分の1から3分の1に抑える」ことができるという。

予行の測量で得られたデータを披露


 この日はあいにくの天候で、デモンストレーションが急きょ中止に。デモ飛行前に実施した予行の測量で得られたデータが披露された。「カメラは搭載できるのか」「どのくらいの風速に耐えるか」など質問を寄せていた。説明に当たったテラドローンの保木紀人関西支社長は「点群化作業には専門ソフトやスキルも必要。はじめは当社に業務委託してもらった上で、理解度に応じて機材レンタルや購入へと検討してもらえたら」と話す。

建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら