【テラドローン】ドローン搭載型レーザーを使った現況計測を実施 植生伐採前の斜面計測に成功 | 建設通信新聞Digital

4月19日 金曜日

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【テラドローン】ドローン搭載型レーザーを使った現況計測を実施 植生伐採前の斜面計測に成功

 テラドローン(東京都渋谷区、徳重徹社長)は、低価格なドローン搭載型レーザー「Terra Lidar」(テラライダー)を使った現況計測を秋田県内の山地で実施し、植生伐採前の斜面計測を成功させた。
 テラライダーは、ドローンレーザーが高価格になる要因の1つとなっている機体姿勢推定を行う一般的なIMU(ジャイロセンサー)と多周波GNSS(全地球衛星測位システム)アンテナに代わり、早大と共同開発した複数の単周波GNNSアンテナ間の独自システムを採用することで、従来に比べて約3分の1にコストカットを実現した。
 計測地は山科建設(同県由利本荘市)が法面モルタル吹き付けを施工する木々を含んだ急斜面の現場。従来手法では数日間かかる業務をわずか半日以内で完了させた。現地に設置した調整用基準点に対して仮想基準点方式の座標計測による精度検証の結果、テラライダーで計測した点群データは平均較差10cmm以内だったことを確認した。

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