【防災対策現場や万博会場の現状は?】石井国交相が安威川ダムや夢洲現場などを視察 | 建設通信新聞Digital

4月19日 金曜日

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【防災対策現場や万博会場の現状は?】石井国交相が安威川ダムや夢洲現場などを視察

 石井啓一国土交通相は2日、防災・減災対策や2025年大阪・関西万博会場の現状を視察するため、大阪府の安威川ダム建設現場や大阪市の人工島・夢洲などを訪れた。
 大阪市の淀川地区では洪水・高潮対策を進める阪神なんば線淀川橋梁かさ上げ工事の現場を見学した。東出成記近畿地方整備局淀川河川事務所長から工事の概要について説明を受け、石井国交相は工事について質疑した。
 同工事は洪水・高潮対策のために18年12月に着工した。同橋の桁下高が計画高潮位より0.9m低いことから、現在より7mかさ上げする。同年9月に近畿地方を襲った台風21号では39年ぶりに陸閘を閉じることで浸水を防いだことから対策が急務となっている。
 このほか、石井国交相は茨木市や摂津市などダム下流域の浸水被害を軽減する安威川ダム(茨木市)や対馬江大利線の道路拡幅予定地(寝屋川市)、大阪港海岸防波堤耐震化工事(大阪市)25年大阪・関西万博の会場となる夢洲(同)の現場を視察した。

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