大成ロテックは2月27日、東京都新宿区の本社ビルで、全国工事部長会議の開催に合わせてオリックス自動車が開発した移動事務所車「モバイルオフィスカー」の実車展示会を開いた。デスクを大きめにとった事務所タイプの4号機、車両後部がフルフラットになり休憩所としても利用できる5号機、デスクを最小限にして積荷スペースを大きく確保した6号機の3パターンを展示し、見学した全国工事部長らからは積極的な導入に向けた意見が上がった。
　モバイルオフィスカーは営業用バンを改造してサテライトオフィスの代わりとなる事務所機能を備えたもの。同社は働き方改革の一環として2016年から導入を開始し、全国に展開している。
　展示会で同車両を初めて見た本社社員や全国工事部長からは「現場事務所を設置しない現場での休憩所や打ち合わせスペースとして使いたい」「空き時間の有効活用や作業環境の向上に大きく役立ちそうだ」など感想が寄せられた。

建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら