【電設業界へようこそ】創立70周年を記念して 電設協が業界理解・イメージアップにDVDなど作成 | 建設通信新聞Digital

5月4日 土曜日

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【電設業界へようこそ】創立70周年を記念して 電設協が業界理解・イメージアップにDVDなど作成

 日本電設工業協会(後藤清会長)は、電気技術者などの担い手確保に向け、電設業界を理解してもらうとともに、業界のイメージアップにもつなげることを狙いに、学生とその親をターゲットに据えた『電設業界へようこそ』と題したDVDとパンフレットを作成した。会員企業7社の若手・中堅社員8人が座談会形式で語り合うことなどで、電設業界の仕事や魅力を伝えている。
 DVDなどの作成は創立70周年記念事業の1つ。20日の理事会後の記者会見で、後藤会長は「就職を控えた学生や親に観ていただき、社会に貢献する電設業界への理解を深めてほしい」と述べた。
 DVDは25分間で、電設業界に入職したきっかけや仕事へのこだわり、入社前と後での業界イメージの違い、新人のころの成功談・失敗談、思い出・エピソードを男女各4人の計8人が語り合っている。「電設業界の仕事」として、現場の映像などを交えながら、営業活動を始めとした営業開発、スラブ配管施工など現場施工の様子、東京タワーの電球交換を取り上げたアフターサービス・メンテナンスといった仕事の内容を伝えている。
 パンフレットでは、「電設業界で活躍してみませんか!希望をもち、チャレンジ精神のある“あなた”を求めています」とし、電気の流れやビジネスフィールド、配線設備の仕組み、電設会社の仕事、国家資格の取得などをイラストなどで紹介している。
 DVDなどは初版で1000部作成。会員企業に配布するとともに、支部などを通じて大学や工業高等学校などに配る。電設協ホームページには、5分間のDVDショートバージョンを近く載せる。
 今後は、会員企業の意見などを聞き、内容をより充実させていくことを考えている。

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