愛媛県八幡浜市は、大島交流拠点施設(仮称)デザイン設計コンペを公告した。離島の大島に地域交流拠点を建設するため、設計者を選定する。応募登録は5月8日まで、電子メール、郵送、持参のいずれかにより、応募作品は同月22日から6月19日まで、郵送か持参により、それぞれ産業建設部建設課都市デザイン室で受け付ける。8月下旬に審査結果を公表する。4月6、9の両日、現地説明会(自由参加)を開催する。
最優秀提案者には、設計業務を委託するほか大島の特産品1万円分を贈呈する。優秀作品(2点)には特産品5000円分を贈る。
今回のコンペは、建築士の資格を持たない学生の参加も可としており、最優秀提案者が設計を履行できない場合は、優秀作品提案者などに委託する。
参加資格は、建築士の資格取得者、同取得者が所属する法人かグループ、建築士を目指す学生か、学生で構成するグループのいずれかとする。
設計条件では、大島の景観や色彩、空気感への考慮やデザインの独自性などを求めている。さらに、海を望む眺望を重視した計画を必要としている。
建物は木造平屋建ての施設を予定している。オープンデッキ、喫茶スペースや会議スペース、乗船待合所、特産品販売所などの交流スペースなどで構成する。建設費は2000万円を見込む。
9月から設計を進め、2018年1月上旬までに着工し、同年7月中旬から供用を開始する。
建設地は、同市大島字キシカウラ2-117-1。
公式ブログ
【コンペ】学生も参加可能! 離島の特徴いかす八幡浜市の交流拠点設計 登録5/8まで
[ 2017-03-16 ]