【本】彫刻と建築の30年をたどる『KAJIMA彫刻コンクール記録集』 歴代受賞作を写真で紹介 | 建設通信新聞Digital

5月5日 日曜日

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【本】彫刻と建築の30年をたどる『KAJIMA彫刻コンクール記録集』 歴代受賞作を写真で紹介

 鹿島が隔年で開催している「KAJIMA彫刻コンクール」は、「彫刻・建築・空間」をテーマにした希有な存在だ。国内に数少ない民間の彫刻コンクールというだけでなく、美術評論家、彫刻家、建築関係者が審査員となって、「彫刻芸術と建築空間が出会う新しい空間の創造を目指す」という開催趣旨も類を見ないものと言える。

【実行委員会事務局編】

 1989年に鹿島の創業150周年記念事業の一環で始まり、2018年に第15回を迎えた。総応募数は4395点にのぼり、海外からの応募も396点あった。実行委員会が編集した『KAJIMA彫刻コンクール記録集』は、すべての金賞・銀賞・銅賞・奨励賞・入選、第9回と第15回の大賞、特別賞を写真で紹介。各回の審査講評も掲載した。あわせて、美術評論家の酒井忠康氏が「KAJIMA彫刻コンクールについての一考察」の寄稿も寄せている。
 彫刻と建築の30年をたどる貴重な記録になる。

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