【共栄電業】小学生・信号マニアのラブコールに応え 初の会社見学会を開催 電気工事の魅力発信! | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

公式ブログ

【共栄電業】小学生・信号マニアのラブコールに応え 初の会社見学会を開催 電気工事の魅力発信!

 信号工事のことを知ってほしい――。交通信号機の施工などを手掛ける共栄電業(堺市、笠島浩一社長)は27日、小学生向けの会社見学会を同社で開いた。参加者らは信号機などに触れたり、高所作業車への試乗体験などを通じ、信号工事への理解を深めた。

信号機に触れる小学生

 この催しは地元の子どもたちから寄せられた「ラブコール」が発端となった。岡本莉玖君(12歳)と蒼空君(8歳)は兄弟そろっての「信号マニア」で、家の近くにある同社のことがずっと気になっていたという。2人の母親の笑里さんが同社にメールを送ったことがきっかけとなり「地元のファンを増やしたい」(笠島社長)と初の会社見学会が実現した。
 従業員の家族も含め、小学生計12人と保護者らが参加した。信号に関するクイズ大会のほか信号機や交通標識を触ったり、設置作業に欠かせない高所作業車にも試乗した。信号そのものは見慣れていても間近に見ることは滅多にないだけに、兄の莉玖君は「すごい」と一言。蒼空君のマニアックな知識に社員がたじたじになる一幕もあった。

見学会は地元の子どもたちの「ラブコール」がきっかけ

 笠島社長は「人材不足が深刻になるなか、電気工事という仕事のことを少しでも知ってもらい、将来入職する動機づけになれば」と話した。

建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら