【CECAR8・ACECC Award】最優秀にユーラシアトンネル 日本からも新宿駅南口地区基盤整備など | 建設通信新聞Digital

4月25日 木曜日

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【CECAR8・ACECC Award】最優秀にユーラシアトンネル 日本からも新宿駅南口地区基盤整備など

 アジア土木学協会連合協議会(ACECC)は17日、東京都豊島区のホテルメトロポリタン池袋で開催している「第8回アジア土木技術国際会議(CECAR8)」内で、「ACECC Award」授賞式を開いた。最優秀土木工学プロジェクト賞には韓国のSK E&Cとトルコのヤピ・メルケジによるユーラシアトンネルプロジェクトを選出した。
 「ACECC Award」は、土木技術の進歩とアジアの発展に顕著な貢献のあったプロジェクトや、国際的な土木技術の進歩またはアジアの社会資本の発展に顕著な貢献のあった個人を表彰するもの。日本からは国土交通省東京国道事務所・JR東日本の「新宿駅南口地区基盤整備事業-三層の人工地盤からなる交通結節点を民間ビルと一体で実現へ」が土木工学プロジェクト賞、石井弓夫建設技術研究所名誉顧問が功績賞を受賞した。
 そのほかの受賞者は次のとおり。
 〈土木工学プロジェクト賞〉台湾桃園国際空港アクセスMRTシステム建設プロジェクト(台湾交通・情報省鉄道局)▽2007年サイクロン復旧・復興プロジェクト(バングラデッシュ水資源省水資源開発局)▽アワラン住居再建プロジェクト(パキスタンバロキスタン政府、NED工学技術大学)▽モンゴルオユトロゴイ地下重要施設建設プロジェクト(MCS プロパティ LLC)
 〈功績賞〉サヒバザダ・ファルーク・アーマッド・ラフィーキ氏(パキスタン工学会カラチセンター前会長、NED工学技術大学前副学長)▽ポール・ルイス・ミッチェル氏(ペーブメント・エクセレンス・アジア・パシフィックセンター)▽ジョン・チェン・チュン・リー氏(中國工程師学會、国立中央大学)
 〈技術委員会賞〉TC-13 BIM(サン・ホー・リー委員長〈KSCE〉)

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