【CECAR8・東京宣言2019】知識と経験を共有し、持続可能な社会の実現に貢献していくことを確認 | 建設通信新聞Digital

4月28日 日曜日

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【CECAR8・東京宣言2019】知識と経験を共有し、持続可能な社会の実現に貢献していくことを確認

 アジア土木学協会連合協議会(ACECC)が、都内のホテルをメイン会場に開いていた「第8回アジア土木技術国際会議」(CECAR8)が幕を閉じた。18日の閉会式では、ACECC加盟13学協会の総意として発信した『東京宣言2019』に基づき、土木技術者が知識と経験を共有しながらアジア地域の安全・安心で持続可能な社会の実現に貢献していくことを確認。土木学会の小林潔司会長が、2022年にインドのゴアで開かれる次回会議のホスト役を務める、インド土木学会のソーハン・エル・スワミー会長にACECC旗を引き渡した。

スワミー会長に(右)ACECC旗を手渡す小林会長

 会議は16日から19日まで東京都豊島区のホテルメトロポリタンを主会場に開催し、40を超える国・地域から約800人が参加した。
 16項目を盛り込んだ東京宣言では、減災・防災に向けた成功事例の発信や災害発生国への技術的支援、持続可能な社会を築くインフラ施設の性能、価値向上に向けた取り組みなどを提言している。ACECC加盟学協会は、自国の活動で宣言に盛り込んだ項目を推進する。

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