オフィスケイワン(大阪市西区、保田敬一社長)は、駒井ハルテック、宮地エンジニアリングと共同でVR(仮想現実)技術を活用した安全教育ツール「橋梁工事VR安全教育システム」を開発した。
プレーヤーはヘッドマウントディスプレーを頭部に装着し、バーチャル空間に再現された橋梁工事の現場で、アナウンスに従って作業を進めながらこれらの労働災害を体験する。また、プレーヤーに被災状況を俯瞰(ふかん)して振り返る機能を持たせることで安全学習の効果を高めた。
今後、両社の各現場で活用するとともに教育コンテンツも増やしていく方針だ。国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)にも登録し、橋梁施工会社向けにオフィスケイワンよりレンタル販売を開始している。
6月5-6日に東京都文京区の東京ドームシティプリズムホールで開催する「CHIYODA EXPO2019」に出展、実際に体験できる。