【千葉鉄筋協組】企業技術者による講習会を実施 京葉工高生が鉄筋組立技能と鉄筋工事業を学ぶ | 建設通信新聞Digital

4月23日 火曜日

公式ブログ

【千葉鉄筋協組】企業技術者による講習会を実施 京葉工高生が鉄筋組立技能と鉄筋工事業を学ぶ

 千葉県立京葉工業高等学校(千葉市)は26日、2019年度の企業技術者による鉄筋組立講習会を同校で開いた。今回で9回目となる。千葉県鉄筋業協同組合(樋脇毅理事長)の協力のもと、建設科の3年生35人(男子32人、女子3人)が2級鉄筋組立技能士試験の課題実習などを通じて鉄筋組立技能と鉄筋工事業を学んだ。

あいさつする樋脇理事長

 冒頭、加曽利弘平校長は「みなさんが時間をかけてやるのをプロの方はあっという間につくる。きょうはよく見て1つでも技能を盗んでくれれば。みなさんのプラスになると思う」とあいさつした。
 樋脇理事長は「実際の現場で働く職人が講師として実技指導する。手を動かしながら何でも聞いてほしい。将来、われわれの仲間に加わってくれたらうれしい」と呼び掛けた。
 続いて組合の池田洋一理事(ダイニッセイ社長)は、RC造や鉄筋工事の歴史、鉄筋EXPOなどについて映像を交えながら講義。図面の3D化も進んでいるとして、自社の3DCAD担当者は「別の工業高校を出た入社2年目の女性で、すぐにマスターした」と語った。
 その後、屋外に出た生徒らは、組合会員企業に所属する講師の指導を受けながら2級試験の課題を組み立てた。

講師の指導を受けながら鉄筋を組み立てた

建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら