【千葉鉄筋協】2019年度・企業技術者による鉄筋組立講習会 県立東総工業高校にて実施 | 建設通信新聞Digital

4月28日 日曜日

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【千葉鉄筋協】2019年度・企業技術者による鉄筋組立講習会 県立東総工業高校にて実施

 千葉県鉄筋業協同組合(樋脇毅理事長)は12日、旭市の県立東総工業高校で2019年度企業技術者による鉄筋組立講習会を開いた。建設科3年生38人(男子34人、女子4人)が鉄筋組立技能や鉄筋工事業について学んだ。

講師の指導を受けながら組み立てた

 冒頭、伊藤克人教頭は「非常に貴重な経験となる。本当に身になるものなのでしっかり勉強してもらえれば。緊張感を持って1日頑張ってほしい」とあいさつした。
 樋脇理事長は「今回で11回目となる。鉄筋業は建物の根幹で、われわれの仕事がなければ成り立たない。きょうは普段、現場に出ている職長や現場を管理している社員、東総工高の卒業生も参加している。どんどん聞いて鉄筋工事の理解を深め、1人でも多くの方が鉄筋工事業を志してもらえればうれしい」と呼び掛けた。

あいさつする樋脇理事長

 続いて組合の池田洋一理事(ダイニッセイ社長)が東日本大震災に耐えたRC造やSRC造の建物、RC造の歴史や鉄筋工事の流れ、鉄筋EXPOなどについて映像を交えながら講義。その後、生徒らは6班に分かれ、東総工高を卒業して会員企業で働く2人も含めた講師らの指導を受けながら2級鉄筋施工技能士試験の課題セットを組み立てた。このほか、ガス圧接継ぎ手や機械式継ぎ手なども学んだ。

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