【日本国土開発】つくば未来センター開所 オープンイノベーションを活用した価値創造拠点に | 建設通信新聞Digital

4月20日 土曜日

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【日本国土開発】つくば未来センター開所 オープンイノベーションを活用した価値創造拠点に

 日本国土開発は5日、茨城県つくば市で「つくば未来センター」の開所記念式典を開いた。関係者多数が出席し、オープンを祝った。

朝倉社長

 あいさつした朝倉健夫社長は「令和の時代、日本の産業界の担い手がいなくなることを前提として、事業戦略を考えなければならない」と述べた上で「創業時からの伝統のDNAである機械力を基本に、ICTやAI(人工知能)を融合し、ゼネコンの重層構造のビジネスモデルにイノベーションを起こすことが1つの答えであると考えている」と述べた。さらに「その実現のためにつくば未来センターがあり、大きな方向性として、サプライチェーンの領域に入り、建設の生産性革命に挑戦するしかないと考えている」と強調した。
 センターは、積極的な研究交流を通じて「安全・安心」「ICT活用」「持続可能な社会」の3つの領域で研究に取り組み、社会からのフィードバックを反映することで、事業の発展と社会への貢献の両立を目指す。オープンイノベーションを最大限に活用した開かれた価値創造拠点を目指していく。

 自社設計による自由度の高いフロア、優れた環境性能、プレゼンテーションのための映像機器まで、知的創造性を高める快適な環境づくりを徹底した。また、多彩な先進構工法や省エネ技術の実証実験の場としても活用する。CASBEE(建築環境総合性能評価システム)の最上位Sランクを取得している。施設概要はS造(CFT造)3階建て延べ2723㎡。所在地はつくば市みどりの東18-1。

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