【第2回新潟県鉄筋技能大会】優勝は佐藤鉄筋の広田直木氏 全国大会に向け意気込み語る | 建設通信新聞Digital

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【第2回新潟県鉄筋技能大会】優勝は佐藤鉄筋の広田直木氏 全国大会に向け意気込み語る

 新潟県鉄筋業協同組合(神田幸夫理事長)は27日、新潟市の新潟地域職業訓練センターで第2回新潟県鉄筋技能大会を開いた。同組合の会員企業から3選手が参加し、日ごろ磨いた技能を競い合った。佐藤鉄筋の広田直木氏が優勝し、11月に開かれる第3回全国鉄筋技能大会への出場を決めた。

表彰される広田氏(左)

 新潟大会は、業界の健全な発展と担い手の確保・育成に向け、ものづくりの基盤である技能の向上を図るのが目的。45歳以下の鉄筋施工組立1級組立作業者(資格取得から2年以上が経過)を対象としている。
 開会式で神田理事長は「現場での修練の成果を発揮できるように実力を出し切ってほしい」とあいさつした。競技では参加者が採点、失格基準を踏まえながら、材料表や配筋図などに基づき、素早く正確に鉄筋を組み立てた。
 2位は神田鉄筋工業の大湊悟氏、3位は丸孝鉄筋工業の星亘氏となった。
 閉会式で神田理事長は優勝した広田氏に対して「11月に向けて精進してほしい」と呼び掛けるとともに「誰が優勝してもおかしくなかった。現場で若い人の手本となり技能を伝えてほしい」と講評した。広田氏は「全国大会に向けて頑張りたい」と話した。

3選手が日頃磨いた技能を競い合った

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