【新潟県鉄筋技能大会】初代チャンピオンは渡辺博一氏(SUN鋼業)! 11月の全国大会へ | 建設通信新聞Digital

5月2日 木曜日

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【新潟県鉄筋技能大会】初代チャンピオンは渡辺博一氏(SUN鋼業)! 11月の全国大会へ

初代チャンピオンに輝いた渡辺博一氏(SUN鋼業)

 新潟県鉄筋業協同組合(近喜男理事長)は1日、全国鉄筋技能大会の予選会に当たる、第1回新潟県鉄筋技能大会を新潟市の新潟県地域職業訓練センターで開いた=写真。所属企業の期待と自身の誇りを胸に、参加者はこれまで培ってきた技能を存分に発揮。県内有数の若手鉄筋職人がひしめく中、SUN鋼業の渡辺博一氏が初代チャンピオンに輝いた。  新潟大会は、業界の健全な発展と担い手の確保・育成に向け、ものづくりの基盤である技能の向上を図るのが目的。45歳以下の鉄筋施工組立1級組立作業者(資格取得から2年以上が経過)を対象とし、新潟鉄筋協の会員企業から計8人がエントリーした。
 齊藤和雄大会実行委員長と近理事長のあいさつの後、2班に分かれ、競技を開始した。参加者は採点、失格基準を踏まえながら、材料表や配筋図などに基づき、試験技能に設定された「両だすき」(鉄筋結束方法)を使って鉄筋を効率良く組み立てていった。
 優勝以外に丸孝鉄筋工業の星亘氏(2位)、神田鉄筋工業の大湊悟氏(3位)が入賞した。
 新潟県代表として、第2回全国鉄筋技能大会(11月開催)に参加する渡辺氏は「新潟鉄筋協の推薦を受け、2015年度の全国大会にも出場したが、4位に終わった。そこでの“忘れ物”を取りに行くチャンスをいただいたので、さらに精進し新潟県の鉄筋職人のレベルの高さを証明したい」と話している。

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