【TETSU-1グランプリ】第2回の頂点は谷口圭氏(富田興業)! 安全・安心つくる鉄筋アピールに | 建設通信新聞Digital

4月30日 火曜日

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【TETSU-1グランプリ】第2回の頂点は谷口圭氏(富田興業)! 安全・安心つくる鉄筋アピールに

受賞者(前列)らの記念撮影

 全国鉄筋工事業協会は25日、千葉市の幕張メッセ国際展示場で、第2回全国鉄筋技能大会「TETSU-1グランプリ」を開いた。全国各地の代表37選手が集い、鉄筋組立の技術を競い合った。審査の結果、最優秀賞(1位)の国土交通大臣賞には関西代表の谷口圭氏(富田興業)が選ばれ、トロフィーや賞金などが贈られた。
 2位は静岡県代表の立野匡昭氏(長友鉄筋工業)、3位には新潟県代表の渡辺博一氏(SUN鋼業)が選ばれた。また、参加者全員に参加賞が贈られ、出場選手を代表して選手宣誓した沖縄県代表の玉城正則氏(大宥鉄筋工業)が受け取った。
 閉会式の主催者あいさつで、10月に逝去した故内山聖会長に代わって館岡正一大会実行委員長は、熱戦を繰り広げた出場選手や関係者の労苦をねぎらい、「鉄筋工事は完成すると中身は見えないが、国民の安全と安心をつくり上げていることを来場した皆さんに理解してもらえれば、今回の開催は全鉄筋にとっても成功だと思う」と国民の理解深化に期待を寄せた。
 最優秀賞を受賞した谷口氏は、まわりの職人、家族、関係者などの協力に礼を述べ、大会を1つの競技としてとらえ、1年近く積み重ねてきた練習を振り返った上で、「明日からも心を込めて鉄筋を結束していきたい」と誓った。
 第2回大会は、24-26日に開かれた世界初の鉄筋博覧会「鉄筋EXPO2017」の中で開催した。日刊建設通信新聞社などが後援した。

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