【日建連・けんせつ小町活躍現場見学会】小学生が団地建築工事現場で ものづくりの魅力を楽しむ | 建設通信新聞Digital

4月20日 土曜日

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【日建連・けんせつ小町活躍現場見学会】小学生が団地建築工事現場で ものづくりの魅力を楽しむ

 日本建設業連合会は7日、都市再生機構(UR)西日本支社が大阪府豊中市内で進めている「29-新千里東町団地先工区建設工事」(実施設計・施工=青木あすなろ建設)の現場で、「けんせつ小町活躍現場見学会」を開いた。小学生13人とその保護者7人が参加し、建築工事の現場を体感するとともに、ものづくりの魅力も楽しんだ。
 冒頭、日建連の剣持幹丸広報部担当部長が「建設現場は普段、仮囲いの中でなかなか見ることができないので、きょうはどういうことをしているのかしっかり見てもらいたい。また、最近は機械化の進展などによって、現場で女性が活躍しやすくなっており、実際に増えてきている。けがのないように楽しんでほしい」とあいさつした。
 続いて、青木あすなろ建設の阿座上豊作業所長もあいさつし、永田美帆さんが工事内容を説明。見学では阿座上所長、永田さん、團野眞子さんの案内で現場内を視察し、ミキサー車から生コンが落ちてくる様子などを確認した。
 見学後は事務所に戻り、タイルを使った写真立て製作にも挑戦。この後、永田さんらが普段の業務内容を説明するとともに、「大変なこともあるが、職人さんらといろんな話をできたりするのが楽しい」と仕事の魅力を語り、最後に同社の三上智博大阪建築本店工事部長が「きょうの体験を通じて、建築が面白いと思ってもらえればうれしい。これからこの建物はどんどん高くなっていくので、近くを通ることがあれば楽しみに見てほしい」と述べた。
 同工事ではRC造6-12階建ての6棟総延べ1万8723㎡を建設する(設備含む)。工期は2020年8月28日まで。建設地は大阪府豊中市新千里東町2-7-1。

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