【建コン協九州】2019年度若手技術者交流会に学生含め約150人が参加 17人が成果発表 | 建設通信新聞Digital

4月18日 木曜日

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【建コン協九州】2019年度若手技術者交流会に学生含め約150人が参加 17人が成果発表

 建設コンサルタンツ協会九州支部(福島宏治支部長)は20日、福岡市の八重洲博多ビルで、2019年度若手技術者交流会を開いた。20、30代の若手技術者の17人が日ごろの成果や、目指す技術者像などを発表した。交流会には学生を含め約150人が参加した。
 冒頭、あいさつした福島支部長は、「昨日という歴史を踏まえ、持続可能な明日に向かって今日をデザインするというイメージを持ってほしい」と述べ、若手技術者にエールを送った。
 発表会は、質疑応答を含め1人14分の持ち時間で発表した。審査の結果、最優秀賞に石川涼真さん(基礎地盤コンサルタンツ九州支社)の「都市型災害復旧業務における課題」、優秀賞には安藤りほさん(九州建設コンサルタント)の「かわ、みち、まちをアートでつなぐ」、大津明日香さん(西日本技術開発)の「土石流監視・警報システムの構築と実運用について」が選ばれた。
 この後、懇親会を開き、親睦を深めた。
 このほかの発表テーマと発表者は次のとおり(敬称略)。
 ▽トンネル坑口上部の付替え道路設計=大津英介(エイト日本技術開発九州支社)▽1年間の業務経験から考える将来像=西野惇志(第一復建)▽特殊橋梁の耐震性向上策の検討=阿部和哉(長大福岡支社)▽橋梁補修の修正設計=義山敦大(協同エンジニアリング)▽維持管理における道路橋の損傷について=中野みなみ(サンコーコンサルタント九州支社)▽自転車利用環境の普及に向けた基礎自治体の育成=矢澤拓也(オリエンタルコンサルタンツ九州支社)▽みやこ町都市計画マスタープラン策定業務=高木希望(パシフィックコンサルタンツ九州支社)▽子どもを育む都市部における水辺環境に関する研究=高橋裕美(建設技術研究所九州支社)▽塩害で劣化した排水樋門の補修設計業務=上口雄太郎(中央コンサルタンツ福岡支店)▽直立消波ブロック式岸壁における耐震検討=冨井沢郎(日本港湾コンサルタント西日本事業本部九州支店)▽支持層確認調査で経験した地質リスクについて=松崎裕太(日本地研)▽UAV測量およびLPデータを用いた被災状況の判読=有留千博(ダイヤコンサルタント九州支社)▽平成30年7月豪雨の広島県熊野町における被害と対応=佐藤加斐(大日本コンサルタント九州支社)▽災害時の安全確保と建設業界の働き方改革推進のための無人化施工訓練=谷口亮太(東亜コンサルタント)

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