【鉄骨専用CADで初】「FAST Hybrid」マルチ入力版リリース 9/18には東京で説明会も | 建設通信新聞Digital

5月10日 金曜日

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【鉄骨専用CADで初】「FAST Hybrid」マルチ入力版リリース 9/18には東京で説明会も

 ファーストクルー(東京都台東区)は、鉄骨CAD/CAMシステム『FAST Hybrid(ファースト・ハイブリッド)』に、複数人が同時入力してモデルを作成する「コラボレーション機能」を開発した。鉄骨専用CADで初となる。BIMプロジェクトの大型化に対応し、分業による大幅な時間短縮を実現する。FAST Hybridのオプションとして、早ければ10月にもリリースする予定だ。
 従来のモデリングは、基本的に1モデルにつき1人が作成するが、今回リリースするマルチ入力機能により、複数人が同時にモデルをつくり込むことが可能になる。BIMプロジェクトの大型化やデータの詳細化に対応し、鉄骨詳細モデルの作成時間を大幅に短縮するため、鹿島と共同開発した。
 リリースに合わせ、マルチ入力版FAST Hybrid説明会を、東京都港区の建築会館ホールで18日に開催する。鹿島とグローバルBIMが協賛する。
 第1部では、安井好広鹿島建設管理本部BIM推進室グループ長(担当部長)兼グローバルBIM取締役が「鉄骨専用CADの徹底利用」、第2部では井戸義彦ファーストクルーシステム開発部長が「FAST Hybridマルチ入力機能」、 第3部は石川志朗ファーストクルー社長が「Revit→FAST Hybrid双方向ダイレクト連携」をテーマに講演する。

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