三井不動産は、3月に竣工した日本橋室町三井タワーの地下1階から地上2階に商業施設「COREDO室町テラス」を27日にグランドオープンする。24日にプレス内覧会を開き、施設内部を公開した。
同社は日本橋エリアに官・民・地域一体となって「日本橋再生計画」を推進している。担当者は「日本橋がさらににぎわいにあふれることを願っている。町に住む人、働く人、訪れる人、全ての人に愛される街となるよう取り組んでいく」と抱負を述べた。
日本初出店となる台湾の複合書店「誠品生活日本橋」をメインテナントとして2階に配置。「誠品書店(書籍)」「文具」「セレクト物販・ワークショップ」「レストラン・食物販」の4ゾーンで構成する。書籍だけでなく100近くのブランド商品を並べる予定。空間設計は台湾を代表する建築家、姚仁喜氏が担当した。
1階は約1500㎡に渡る大屋根広場との調和を重視し、カジュアルなカフェダイニングや、伝統の技が光る逸品を取りそろえた。地下1階は三越前駅・新日本橋駅の地下歩道と直結し、朝のゆったりとした時間やアフターファイブを彩る飲食店を展開する。