【三井不動産】中之島三井ビルディングをリニューアル オフィスワーカー同士つながる場を提供 | 建設通信新聞Digital

5月2日 木曜日

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【三井不動産】中之島三井ビルディングをリニューアル オフィスワーカー同士つながる場を提供

 三井不動産は、大阪市にある中之島三井ビルディングのリニューアルを実施した。「つながる」をコンセプトに、ユニークな仕掛けが各所に盛り込まれている。
 全面刷新された4階の食堂部分はCUIMOTTE(クイモッテ)と名付けられ、ランチを中心とした飲食だけでなく、ワークスペース環境の整備としてライブラリー、会議室を配備している。また各所にコンセントやモニターを配備。Wi-Fi環境も整え、ワークスペースとしての機能を充実させた。お酒が飲めるカフェバーや、約2000冊をラインアップしたライブラリーなども備えている。デザイン監修と設計施工は三井デザインテックが担当した。

食堂部分の「クイモッテ」

 三井不動産によると、同ビルのリニューアルは2002年のオープン以来初めて。テナントビルとしての特色を打ち出すため「働き方が多様化する中、オフィスワーカー同士がつながる場を目指した」(同社)と説明する。
 同ビル(大阪市北区中之島3-3-3)の規模はS・SRC造地下2階地上31階建て塔屋1層延べ7万1269㎡。新築工事の設計監理は日建設計、施工は鹿島・三井建設(現三井住友建設)・東レ建設・日東みらい建設(現みらい建設工業)・藤木工務店JVが担当した。

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