【オカムラ みのるらぼリニューアル】「つながる」コンセプトに整備 | 建設通信新聞Digital

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【オカムラ みのるらぼリニューアル】「つながる」コンセプトに整備

◆顧客向け公開 完全予約制で受付
 オカムラは、中部地区の営業拠点「MENNOLU LABO(みのるらぼ)」(名古屋市)をリニューアルした。新しい働き方や環境を提案・実証する従業員の実践の場であるラボオフィスの一つで、12日から完全予約制で見学を受け付けている。

リニューアルしたオフィス


 同拠点は2016年に大名古屋ビルヂング内に開設した。18年には、仕事の内容に合わせて時間や場所を選んで働く「Activity Based Working(ABW)」をコンセプトにリニューアルを実施している。
 2度目の改修となる今回は、同じフロアの空室約200㎡を借り上げて、主に来客とのコミュニケーションに活用する共創空間「Open Innovation Biotope Cue 」として整備した。約1000㎡の既存部は「つながる」をコンセプトに、引き続きABWを実践するとともに、偶発的な会話・雑談を誘発する仕掛けや情報共有・共同作業ができる場を設けるなど、多様なコミュニケーションの形を実現した。

 同社は、コロナ禍でリモートワークなどが急速に普及していることを踏まえ、規模や機能を見直し適切にオフィス面積を再配分する「ライトサイジング」という考え方を提案している。今回のリニューアルでは、中部エンジニアリング部、刈谷支店、三重支店の3拠点を同オフィスに集約し、両支店の管轄エリアには新たにサテライトオフィスを設置した。トータル面積を1595㎡から17.2%減の1296㎡にしている。
 菊池繁治取締役専務執行役員オフィス環境事業本部長兼営業本部長は「当社ワークデザイン研究所の調査によると、労働者の半数以上はリモートワークが浸透してもオフィスで働きたいと考えている。行きたくなるオフィスには何が必要なのかを考え、これからのオフィスに求められる製品やサービスを開発し、最適な新しい働き方と働く場を積極的に提案していく」と語った。



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