オカムラは、首都圏のメインオフィスとしての機能を集約した「HEADQUARTERS OFFICE(ヘッドクォーターオフィス)」を公開した。「Boundary Spanning(バウンダリースパンニング)」をコンセプトに、さまざまな部門が領域を超えて交わることで最大限にクリエーティビティーを発揮することを目指した。全部門が仕事の目的や内容に応じて最適な働く場を選択する「Activity Based Working(ABW)」を実践している。
今回公開したヘッドクウォーターオフィスは、役員・管理部門を含めたすべての機能を持つメインオフィスで、社内外の人が集まり交流する同社の企業文化発信の場と位置付けられている。所在地は東京都千代田区紀尾井町4-1のニューオータニガーデンコート24~26階。オフィス面積は4495㎡で、入居部門所属人数は約480人。
テレワークを前提としたオフィスのあり方を追求し、スペースを効率化した。これまで国際新赤坂ビルの5フロアと赤坂エイトワンビルの1フロア、横浜天理ビルの1フロアに分散していた機能を移転集約し、会議エリアやオフィスライフを支援するためのスペースは増加させながら執務室や収納といったスペースは減らし、オフィス面積を移転前から21%減少させ、賃料も14%削減している。
同施設は、12日から同社の営業担当者を経由した完全予約制で見学できる。