【リアルと仮想を融合】新交流スペースを提案 三菱地所など | 建設通信新聞Digital

4月30日 火曜日

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【リアルと仮想を融合】新交流スペースを提案 三菱地所など

XR OFFICE:翻訳チャット


 三菱地所と大丸有環境共生型まちづくり推進協会(エコッツェリア協会)、Tokyo Marunouchi Innovation Platform(TMIP)は、リアルとVR(仮想現実)・MR(複合現実)をデジタルで融合するコニカミノルタの「XR OFFICE」の活用を始めた。

 リアルとバーチャル、オンラインとオフラインを融合した「スマートサードプレイス」を、東京・大手町の交流活動拠点「3×3Lab Future」で提供している。

 コロナ禍によって多様なワークスタイルが浸透し、オフィスや自宅、サードプレイス、ワーケーション施設など、働く場の選択肢が広がることが予想されている。

 今回の試みは、実際に拠点施設に来場できなくても、バーチャルで施設を身近に感じられる仕組みや空間を提供する。 これにより、リアルとバーチャルを掛け合わせた空間でのコミュニケーションを実現する。 新しい交流スペースのあり方を提案、検証する。

 三菱地所は取り組みを通じ、いつでも、どこでも、誰とでも、つながることができる働き方を試す。デジタル空間のまちのあり方やリアルなまちとの融合なども検証し、まちのDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する。

 エコッツェリア協会とTMIPは、「XR OFFICE」を活用して都市部と地方、国内と海外をつなぎ、働く場所の選択肢をさらに広げるとともに、大丸有エリア(大手町・丸の内・有楽町)を使ったイノベーション創発の活性化の検討に着手する。

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