【野村不動産】シェアオフィス展開へ 働き方の多様化・効率化に応え、27年度までに300拠点 | 建設通信新聞Digital

5月9日 木曜日

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【野村不動産】シェアオフィス展開へ 働き方の多様化・効率化に応え、27年度までに300拠点

 野村不動産は働き方の多様化と効率化に応えるサテライト型シェアオフィスブランド「H1T(エイチワンティー)」を展開する。自社の新規開発だけでなく、各社が展開するサービスと提携し、日本最大のネットワーク拡大を目指す。2027年度までに、都内を始め郊外や地方での展開を視野に自社開発150拠点、提携約150拠点の国内計約300拠点の展開を見込んでいる。

快適なオープン席

 初弾として10月に新宿西口、日本橋、品川、新橋の4店舗を開業し、19年度中には虎ノ門や横浜など都内を中心に追加で23店舗を開業予定としている。
 多拠点展開を目的にキッズルーム付きワークスペース「roomEXPLACE」を展開する東京地下鉄と提携契約を締結した。H1Tの予約システムからroomEXPLACEを利用することができる。
 さらに、郊外型のサテライトオフィスを提供する新閃力(千葉県流山市)と業務提携を結んだ。郊外型拠点を中心に開発へのコンサルティングを依頼し、自治体の枠を超えてネットワークを拡大する。民間企業だけでなく、各自治体が運営している施設との提携、自治体の未稼働施設の有効活用も視野に入れている。
 利用には基本料金や契約金はなく、15分と1時間単位の従量課金制とした。開放的なオープン席や完全個室のブース席、最大6人収容の会議室など豊富な執務スペースを完備している。

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