千葉市の西銀座地区市街地再開発準備組合が、JR千葉駅東口にある塚本大千葉ビルを含む一帯で計画している再開発事業の事業協力者に、三井不動産レジデンシャルを代表企業とするコンソーシアムを選定したことが明らかとなった。代表企業を除く構成企業には三菱地所レジデンス、野村不動産、東方地所が参画している。今後、本組合設立を目指し、事業計画の作成や権利者の合意形成などを進める。
検討区域は、千葉駅東口西銀座地区のうち、「マインズ千葉」や東京建物、野村不動産、中央住宅、ファーストコーポレーションの4社が三越跡地で建設を進めている「Brillia Tower 千葉」などを除く約2.0ha。準備組合は2021年9月に発足した。コンサルタントには佐藤総合計画が参画している。
塚本大千葉ビルの規模は、SRC造地下3階地上9階建て延べ6万2855㎡。1965年に竣工した。これまで、家電量販大手のヨドバシホールディングス(東京都新宿区)が地下1階から地上2階でヨドバシカメラ千葉店を営業していたが、11月15日に千葉駅東口近くにある「ヨドバシHD千葉ビル」へと移転している。