【リフレドライショット工法協】福岡で技術講習会を実施 湿式吹き付け工法と比較、施工性能を体感 | 建設通信新聞Digital

4月19日 金曜日

公式ブログ

【リフレドライショット工法協】福岡で技術講習会を実施 湿式吹き付け工法と比較、施工性能を体感

 リフレドライショット工法協会(事務局・住友大阪セメント)は、福岡県志免町の住友大阪セメントの子会社であるSNCの敷地内で技術講習会を開催した。原理・基礎編としてリフレドライショット工法の概要などを説明した後、実践編として乾式・湿式吹き付け施工のデモンストレーションを実施。湿式吹き付け工法との比較によって、その施工スピードや厚付け性能を体感した。
 リフレドライショット工法は、劣化したコンクリート構造物の補修・補強に用いる乾式吹き付け工法(断面修復工法)で港湾や橋梁、河川、上下水道の補修工事などに適用される。
 特殊セメント系材料である「リフレドライショット」(粉体)とポリマーエマルジョン添加の混練水(液体)を別々に圧送して、専用の特殊ノズル先端で合流・混合させることで瞬時に均一な材料を供給できる。
 この材料(特許)、圧送装置(ロータリーガン)、専用特殊ノズル(特許)のマッチングによって、従来の乾式吹き付け工法の欠点だった施工時の粉じんや、 リバウンドの発生を大幅に改善。湿式吹き付け工法では実現できない300m以上の長距離圧送と厚付け性能を可能にしている。

建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら