【本間組】小学生を招いて調整池築造工事現場見学会を開催 施設の役割や防災の重要性を伝える | 建設通信新聞Digital

5月2日 木曜日

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【本間組】小学生を招いて調整池築造工事現場見学会を開催 施設の役割や防災の重要性を伝える

 本間組は17、18の両日、新潟市で施工を進めている小須戸第1排水区雨水調整池築造工事の現場で、小須戸小学校の児童を招いた見学会を開いた。建設業やものづくりへの理解を深めてもらうことが狙いで、3-6年生の計153人が参加。雨水貯留施設の役割や水害から身を守る防災の重要性を伝えた。
 両日とも2部に分けて実施し、17日は4年生36人と、6年生39人が参加した。冒頭、土木事業本部土木部の岩野明工事部長があいさつし、「初めてのことを聞いたり見たりするが、何か1つでも覚えてほしい。見学をきっかけにものをつくりたいと感じてもらえたら」と呼び掛けた。
 続いて、同社の担当者が工事の概要や完成までの工程、施設の役割を説明。調整池を支えるために杭を打ち込んでいることなどを写真も交えて解説した。そのほか、大雨や水害から身を守るための防災について講義し、周辺地区のハザードマップを使いながら、避難場所や避難経路を説明した。
 その後、完成間近の調整池の内部を見学した。完成後は埋め戻され、普段は見ることができない調整池に触れた児童たちは、その規模の大きさや深さに驚きの声を上げていた。
 新潟市発注の同工事の施工は本間組・原組JVが担当。工期は2018年4月23日から20年2月下旬まで。現在の出来高は82%。

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