【大人のたまり場を意識】宿泊者同士の交流を促すライフスタイルホテル 各地に続々登場 | 建設通信新聞Digital

5月4日 土曜日

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【大人のたまり場を意識】宿泊者同士の交流を促すライフスタイルホテル 各地に続々登場

 グローバルエージェンツ(東京都渋谷区)は、都心を中心に宿泊者同士の交流を促すライフスタイルホテルの開発を進めている。これまで11棟を開発し、2020年春には台湾・台北市、千葉県・御宿町に開業予定だ。11月に「THE LIVELY(ザ・ライブリー)麻布十番」と新ブランド「slash(スラッシュ)川崎」を開業する。

ビリヤード台やバーが揃うラウンジ

 「麻布十番」は総合地所(東京都港区)が開発したルネ麻布十番ビルの2-9階部分。規模はRC造地下1階地上9階建て延べ3365㎡。建設地は港区麻布十番1-5-23の敷地740㎡。そのうち570㎡を建築面積に充てた。基本設計・デザイン監修をA・A・E・一級建築士事務所(東京都杉並区)、設計施工は長谷工コーポレーションが担当した。
 ホテルの客室数は62室。バーやラウンジ、テラスなど利用者同士の交流を深める設備も充実している。
 31日に開かれた記者内覧会で山崎剛代表取締役は「人と人とのつながりは忘れられない思い出になる。これまでの宿泊中心のホテル開発から、客室の外に価値を見いだした新しい体験を提供したい」と述べた。

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