【現場見学会】学生が新名神の高架橋など3現場を体感! 西日本高速「なるほど!高速道路発見」 | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【現場見学会】学生が新名神の高架橋など3現場を体感! 西日本高速「なるほど!高速道路発見」

PC橋の桁内を見学

 西日本高速道路関西支社は24日、同社が建設工事を進めている新名神高速道路の3現場で見学会「なるほど!高速道路発見」を開いた。大阪府立大学工業高等専門学校の3、4年生と教諭計16人が参加、インターチェンジ(IC)や高架橋など巨大な土木構造物のスケールを体感した。
 見学会は同社と大阪府が結んでいる地域活性化包括連携協定に基づき実施。同支社の新名神大阪西事務所が担当する高槻市内の3現場を見て回った。
 はじめに、宮が谷町ほかで工事が進められている高槻インターチェンジ工事(施工=鹿島)の現場を見学。高台から盛土工事や料金所の状況などを見ながら、事業概要について説明を受けた。
 この後、楊梅山高架橋(PC上部工)工事(施工=三井住友建設・富士ピーエス・極東興和JV)に到着し、同JVが採用しているPC波型鋼板ウェブ箱桁橋の特徴について説明を受け、工事用エレベーターで上部工の現場を体感した。
 続いて、芥川橋(PC上部工)工事(施工=三井住友建設)では、工事が完了しているPRC橋の桁内に入った。学生はケーブルや主桁軽量化を目的として採用したバタフライウェブに見入っていた。
 最後に案内役を務めた新名神大阪西事務所の三井邦弘工務課長が「見学した道路はいずれも秋には開通します。道路を使うことがあれば、きょうのことを思い出してほしい。また、われわれと仕事ができればと思っています」と激励した。

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