【2018夏休み】擁壁部にお絵かき! 巨大土木構造物のスケール体感したNEXCO西の「なるほど高速道路発見見学会」 | 建設通信新聞Digital

4月27日 土曜日

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【2018夏休み】擁壁部にお絵かき! 巨大土木構造物のスケール体感したNEXCO西の「なるほど高速道路発見見学会」

NEXCO西日本関西支社は28日、同社が兵庫県たつの市で建設を進めている中国横断自動車道播磨新宮インターチェンジ工事(施工=宮本組)の現場で見学会「親子でなるほど!高速道路発見」を開いた。小学生と保護者の7組14人が参加、巨大な土木構造物のスケールを体感した。
はじめに、同社の福崎工事事務所が管内の事業概要や高速道路のつくり方や現場で動いている重機について説明し、IC工事の現場を見て回った=写真。参加者はバックホウで運んだ土をブルドーザーで均し、ローラー車で固める一連の作業実演や、既に完成している橋脚などに見入った。この後、擁壁部にクレヨンで絵を描いたり、重機に乗るなどして楽しんだ。
 最後に、福崎高速道路事務所の神野真一朗副所長が「皆さんは今後、この業界に就職するかは分からないが、われわれ関係者の全員が現場で一生懸命働いていることを見てもらえてよかったと思う。見学会が将来のための貴重な経験となればうれしい」とあいさつした。
この日、訪れたIC工事の概要は、工事延長1000m、土工(切盛土)長さ912m、橋台・橋脚各10基を施工する。工事場所は兵庫県たつの市新宮町角亀~上莇原。現時点の工事進捗率は60%となっている。
工事は、NEXCO西日本が21年3月末の完成を目指している姫路鳥取線の事業区間、播磨新宮IC~山崎JCT(仮称)間(延長11.4㎞)の南端部に当たる。同区間における工事着手率は現在92.1%。

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