【2018夏休み】新菱冷熱サマースクール 空調設備は"空気をデザイン"する! 見えないけれど重要な役割学ぶ | 建設通信新聞Digital

5月4日 土曜日

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【2018夏休み】新菱冷熱サマースクール 空調設備は“空気をデザイン”する! 見えないけれど重要な役割学ぶ

 新菱冷熱工業は25日、茨城県つくば市の中央研究所で『新菱冷熱サマースクール2018“空気をデザインする技術を体験しよう”』を開いた。内閣府の「理工チャレンジ(リコチャレ)」に賛同したイベントで、ことしは中学生から大学生までの12人が参加。生活に欠かせない冷暖房、その空気をデザインする技術・空調について学び、空調設備分野への理解を深めた。
 開会に当たり、佐原恭彦技術統括本部中央研究所長は「当社は空気や熱をエンジニアリングする会社。人間でいうと手足を動かしたりモノを考える神経系と言え、外からは見えないが建物の重要な役割を担っている」と建築設備の重要性を分かりやすく説明した。
 参加者は同社社員の案内を受けながら、1時間超の時間をかけて研究所内を見学。音響実験室や氷蓄熱システムのほか、屋内用のドローンの自動飛行技術、風の流れや温度を可視化するコンピューターシミュレーション技術、ダクト内部のモニタリングロボット、スマート養蚕技術など、最新の研究開発成果も見て回った。
 施設見学後には、日ごろ施工管理や設計に携わっている入社2年目の技術系女性社員4人が、入社の動機や仕事の魅力などを紹介。学生らに対し、「日々の積み重ねは小さいものの、振り返ったときの達成感は大きい」「自分のアイデアを図面という形で表現できる」などと語りかけた。

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