【リコチャレ】配管が見られるのは今だけ! 前田建設が施工中のビルで作り方を説明  | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【リコチャレ】配管が見られるのは今だけ! 前田建設が施工中のビルで作り方を説明 

 前田建設は22日、内閣府が中心となって開催している「理工チャレンジ(リコチャレ)」に賛同したイベントとして、富山市内で施工している建築現場で見学会を開いた。市内の小中学校の女子生徒とその保護者合わせて11人が参加し、JR富山駅前の桜町1丁目で進む再開発ビルの内部を見て回った。
 同社の光河天道作業所長は工事の概要を説明したあと、「しっかり足元を見て、安全に十分気をつけて行きましょう」と呼び掛け、建物へ案内。住宅棟の中高層階の内部を回り、天井裏の配管や断熱材など完成してからでは見ることのできない部分を中心にビルのつくり方を分かりやすく説明した。生徒たちにとって初めての建築現場見学は、忘れられない体験となったようだ。見学終了後、保護者からは「(建築現場で)女性に適した仕事は何か」などの質問も。光河所長は最後に「将来皆さんもこの業界で働いてもらえたらうれしい」とあいさつした。
 リコチャレは女子学生の理工系分野への進路選択を応援する取り組みで、建設企業も見学会や体験イベントを行っている。

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