竹中土木大阪本店は、大阪市立瓜破西小学校で6年生を対象とした理科特別授業を実施した。
特別授業は2時間を充て、6年生の2クラス約40人の児童が理科室で授業を受けた。大阪市教育委員会からの要請で7日に小松小、13日に西生野小でも実施した。同社大阪本店技術・設計部技術グループの鶴窪誠司グループリーダーや居森春樹氏が参加、居森氏が先生として教壇に立った。
1時限目はスクリーンを使い、建設業を説明し、地震や液状化現象のメカニズム、被害事例などを紹介した。児童は説明の合間に織り交ぜた質問にも積極的に手を上げ、元気良く答えた。
2時限目にはペットボトルと砂などで簡易に地盤液状化を再現できる実験グッズ「エッキー」を児童に配布し、砂の中からマップピンが浮かんでいく様子を観察した。
この後、液状化現象を防ぐための施工方法について解説し、同社が実際に対策工事を施工して阪神・淡路大震災時に被害を防いだ事例を紹介した。