【建設業の魅力発信!】竹中土木が小学校に出前授業 再現キットで液状化を解説 | 建設通信新聞Digital

5月2日 木曜日

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【建設業の魅力発信!】竹中土木が小学校に出前授業 再現キットで液状化を解説

 竹中土木大阪本店は7、8の両日、京都府京田辺市立京田辺小学校で6年生を対象とした特別授業を実施した。「地盤の液状化現象ってなあに?」と題し、再現キットを使った液状化発生メカニズムの実験を行ったほか、土木の仕事内容や建設業の魅力についてもアピールした。児童は熱心に耳を傾けながら、積極的に質問するなど、熱のこもった授業となった。
 特別授業は、総合学習の2時間を使い、6年生の4クラスすべてに授業を行った。同社社員の家族が同小学校の児童だったことが縁となり実現した。同社大阪本店の技術・設計部技術グループから、鶴窪誠司グループリーダー、後藤尚課長、居森春樹氏が参加、居森氏が先生として教壇に立った。
 1時限目はモニターを使い、地震や液状化現象のメカニズム、被害事例などを紹介。2時限目にはペットボトルと砂などで簡易に地盤液状化を再現できる実験ボトル「エッキー」を児童に配布し、液状化現象の起こる様子を観察した。
 この後、液状化現象を防ぐための施工方法について解説し、実際に阪神・淡路大震災で同社が対策工事を施工して、被害を防いだ事例を紹介。最後に居森氏は「自分が従事した仕事が地図に載ったり、多くの人の役に立つことがうれしい」と語り、建設業の魅力をアピールした。

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