【大建協・現場見学会】UR団地現場に建築科の高校生ら60人 躯体工事や内装工事について学ぶ | 建設通信新聞Digital

5月4日 土曜日

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【大建協・現場見学会】UR団地現場に建築科の高校生ら60人 躯体工事や内装工事について学ぶ

 大阪建設業協会は9日、高校生を対象とした見学会を、大阪府豊中市で開いた。青木あすなろ建設が施工中の「29-新千里東町団地先工区建設工事」の現場を、市立都島工業高(大阪市)建築科の生徒と引率の教諭ら約60人が訪れた。
 一行は現場事務所で概要説明を受けた後、現場の作業を指揮する阿座上豊所長らの案内で、躯体工事や内装・仕上げ工事の様子を興味深い様子で見て回った。

配筋作業を見学

 事務所に戻り、質疑応答があった。「仕事のやりがいは」「給与待遇は」「どんな資格が必要か」「現場監督として一番大切なことは」などさまざまな質問が寄せられる中、阿座上所長ら同社社員が丁寧に回答した。
 阿座上所長は「高校で建築を学んだ後の道は、何も現場監督だけではない。いずれにせよしっかりリサーチし、自分の進路を決めてほしい」と述べ、高校生たちにエールを送った。
 同現場はRC造6―12階建ての共同住宅3棟を建設する工事で、総延べ床面積は1万8723㎡。発注者は都市再生機構(UR)西日本支社。青木あすなろ建設が設計施工を担当している。工事進捗率は約50%で、工期は2020年8月28日までとなっている。
 建設地は豊中市新千里東町2-7-1。

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