大阪建設業協会は9日、高校生を対象とした見学会を、大阪府豊中市で開いた。青木あすなろ建設が施工中の「29-新千里東町団地先工区建設工事」の現場を、市立都島工業高(大阪市)建築科の生徒と引率の教諭ら約60人が訪れた。
一行は現場事務所で概要説明を受けた後、現場の作業を指揮する阿座上豊所長らの案内で、躯体工事や内装・仕上げ工事の様子を興味深い様子で見て回った。
阿座上所長は「高校で建築を学んだ後の道は、何も現場監督だけではない。いずれにせよしっかりリサーチし、自分の進路を決めてほしい」と述べ、高校生たちにエールを送った。
同現場はRC造6―12階建ての共同住宅3棟を建設する工事で、総延べ床面積は1万8723㎡。発注者は都市再生機構(UR)西日本支社。青木あすなろ建設が設計施工を担当している。工事進捗率は約50%で、工期は2020年8月28日までとなっている。
建設地は豊中市新千里東町2-7-1。