大阪建設業協会は3日、兵庫県三田市の三田建設技能研修センター実習場で2018年度夏休み体験セミナーを行った。大阪府内の高校生が参加し、建設機械の操作などに挑戦した。
若年建設従事者の入職促進の一環で毎年この時期に行っているもので今回が9回目となる。府立布施工科高と市立工芸高、市立都島工業高、堺市立堺高の4校から生徒11人が参加した。
型枠と鉄筋作業の2班に分かれ、建設機械の運転と型枠・鉄筋作業体験に挑戦した。同センター講師の丁寧な指導を受けながら、機械操作と作業に取り組んだ。
参加者の1人、都島工業高の奥名虹太さんは「最初は難しかったが、作業しているうちに楽しくなった。建設機械は学校では操作できないので貴重な経験になった」と話した。