【高輪ゲートウェイ駅】AI活用や無人店舗 "やってみよう"が満載の最新サービス設備に注目 | 建設通信新聞Digital

4月24日 水曜日

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【高輪ゲートウェイ駅】AI活用や無人店舗 “やってみよう”が満載の最新サービス設備に注目

 高輪ゲートウェイ駅には“やってみよう”が満載–。新しいまちの核になる同駅は、エコステとして環境に配慮した設計を取り入れることに加え、最新のサービス設備の導入や実証実験を進めたり新しいことを始める場所となる。

駅案内AI サイネージ

 AI(人工知能)を案内ロボットやデジタルサイネージに導入したことが特徴の1つ。音声認識や自然言語処理などのAI技術を独自に組み合わせることで、構内と周辺の道案内など困りごとに音声会話で応えてくれる。「Bot Friends Vision」は、話しかけるだけでほしい情報を提供する“コンシェルジュ”だ。駅利用者に配慮したユニバーサルデザインを実現するほか、AIだけでなくリアルタイムの有人による遠隔対話を組み合わせた案内も可能になる。
 大宮駅、赤羽駅での実証実験を経て、無人AI決済システムの常設店舗「TOUCH TO GO」が誕生。商品を手に取るだけのウォークスルーの買い物が実現する。革新的な購買体験とともに、人手不足の課題解決に貢献する。
 自動改札機は、ICカードのタッチ部分の形状を工夫してQRコードの読み取りにも対応。車いす利用者の利便性が向上するという。駅コンコースに設置する放送システムは、常時周囲の騒音を計測し、変化に合わせて放送音量を自動制御する。

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