【技術普及で貢献を】大成ロテック ベトナム交通運輸大で舗装技術に関するセミナーを開催 | 建設通信新聞Digital

5月5日 日曜日

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【技術普及で貢献を】大成ロテック ベトナム交通運輸大で舗装技術に関するセミナーを開催

 大成ロテックは、ベトナム・ハノイ市でベトナム交通運輸大学との共催による舗装技術に関するセミナーを開いた。ベトナム交通運輸省やベトナム道路総局、在ベトナム日本大使館などの来賓に加えて、道路管理者、大学関係者、民間企業などから60人を超える聴講者が参加した。
 冒頭、西田義則社長は「本セミナーで紹介する技術をベトナムで広く普及させることで、舗装の維持管理に貢献していきたい。現在取り組んでいるアスファルトプラントによる舗装再生技術の事業化も加速させ、社会基盤整備と環境保全の両面から、より一層ベトナムに貢献していきたい」とあいさつした。
 セミナーでは、ベトナム道路総局のレ・ホン・ディエップ維持管理局長が同国の道路維持管理の現状について基調講演した。大成ロテックは、自社開発したIRI(道路の乗り心地指標)計測装置「STAMPERII」を活用したベトナム交通運輸大との「ベトナムにおける舗装マネジメント技術の実用化に関する共同研究」の現状報告のほか、日本の舗装維持修繕技術や舗装構造診断技術を紹介した。加えて、大成ロテックの技術センターが同社の建設技術について紹介し、ベトナム市場への参入促進に向けた大成建設と大成ロテックの連携強化をアピールした。
 技術のデモンストレーションでは、実際に車両へ取り付けた「STAMPERII」や小型FWD(重錘落下式たわみ測定装置)、高耐久型常温合材「TRミックスアクア」などを披露し、ベトナムの道路管理者らと活発に質疑応答を交わした。

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