【産学連携でDX推進】米国MITのプログラムに参画/大成ロテック | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

公式ブログ

【産学連携でDX推進】米国MITのプログラムに参画/大成ロテック

 大成ロテックは、設立60周年となる今年度から、米国のマサチューセッツ工科大学(MIT)との産学連携の取り組みを開始した。

西田社長による署名の様子


 MITのインダストリアル・リエゾン・プログラム(戦略的イノベーションプログラム)に参画し、DX(デジタルトランスフォーメーション)の最先端動向を把握するとともに、材料、工法の開発で、10年先の国内建設産業を見据えた新たな革新的技術を導入し、競争力を強化する。

 同社はこれまで、ICTの積極的な導入による建設現場の生産性向上に取り組んでおり、MITとの連携によって、さらなる高度化、深化を図る。世界最高峰で取り組まれているCO2削減技術、自動運転を実現するIIoT(産業毎のモノのインターネット)、デジタルツインを実現するDXでの業務効率化、サスティナブルを実現するインフラライフサイクルの長期化技術などの導入により、経営基盤を底上げするとともに生産現場を強化する。

 また、企業価値の向上に向けて、ESG(環境・社会・企業統治)やSDGs(持続可能な開発目標)に寄与する企業体質の構築を図り、政府の2030年までの温室効果ガス削減目標である「13年比43%減」に向けたカーボンネガティブな技術の開発にも注力する。



建設通信新聞電子版購読をご希望の方はこちら